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スズメバチは本当に怖いか?

自分たちは仕事でスズメバチの巣をよく見に行きますが,怖いと言われるオオスズメバチの巣でさえ注意して近づけば,普段着のままで2メートルくらいまで接近することが出来ます。
ハイキングに行ってハチに襲われたと言うニュースがたまにありますが,誰かが無意識でハチの巣に刺激を与えたのだと推測することが出来ます。


スズメバチが攻撃するとき

原則として,「ハチの巣に震動を与えること」が無ければほとんど攻撃しないと思われます。
キイロスズメバチやオオスズメバチは,非常に警戒心が強いのでハチの巣に近づく物を見つけると警戒バチが飛んできたり,威嚇行動を起こす場合があります。
コガタスズメバチやアシナガバチは,近くまで寄っても警戒はしているようですが,威嚇などはほとんどしないようです。
スズメバチ(アシナガバチ)には,大まかに分けると「通常モード」「警戒モード」「攻撃モード」が存在します。

通常モード

普段の生活している状態です。 巣に近づいたり巣を揺らしたりするものがいなければ,常にこの状態で,働きバチは餌を運び,巣作りや子育てをしています。
当然,人間にも黒い物にも興味を示しません。
庭に飛んできて餌を取るスズメバチは全てこの状態です。ですから,攻撃されることはありません。

警戒モード

ハチの巣に極端に近づくものや不審な震動に対して,ハチの巣の外に出たり,周辺を飛び回る行動をとります。不審者を見つけるとホバリングして,アゴを鳴らす威嚇行動をとります。
まだ,この時点ですぐに人を襲う行動はとりません。
オオスズメバチやキイロスズメバチは,この警戒モードから攻撃モードに移行する時間が短いです。

攻撃モード

威嚇行動をしても相手が引き下がらない場合,またはハチの巣が外敵に攻撃された場合には,周辺にいる動く物に対して,容赦なく攻撃してきます。
ハチは,色盲だと言われていて黒い動く物によく攻撃するようですが,白い服でも刺されます。
一度刺されたり,毒液をかけられると,その場所がマーキングされて,そこへ向かってハチが攻撃してくるので,刺されたり毒液をかけられた場合は,危険ですの大急ぎでその場所を離れましょう。


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