日本にいるスズメバチの寿命は,女王バチで約1年,働きバチで約2ヶ月です。 働きバチは卵から幼虫・サナギを経て成虫(ハチ)になりますが,巣作りをしたり,餌を取りに行ったり,子育てをし2週間から1ヶ月間働くと死んでしまいます。 女王バチは,初秋頃から生まれ始め,巣の中で十分な栄養を取った後,交尾の為に一匹で巣別れします。 交尾後,山の朽ち木などに潜り込み春まで越冬して 4〜6月に一匹で巣作りを始めます。 |
月 | ハチの巣の状態 | ハチの数 | 危険度 | コメント |
1〜3月 | 空っぽ(ハチはいない) | 0匹 | なし | 前年の巣です。安全。 |
4〜6月 | 5p〜15p | 1〜20匹 | ★ | 巣を取るなら今のうち |
7月〜10月 | 15p〜40p以上 | 10〜1000匹以上 | ★★★ | 活動期,危険! |
11月〜12月 | 15p〜40p以上 | 0〜500匹 | ★★ | ハチがいなくなるまで待つ。 |
アシナガバチは,スズメバチによりも早く巣作りを初めますが, 秋も早めに巣別れをします。 また,ハチの数も最大で50匹くらいです。 巣を揺らすことがなければハチは刺しに来ませんので,手の届かない範囲にあるハチの巣はそのままにして,晩秋まで放っておいたほうが無難です。 |
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